2014年4月14日月曜日

雛岳物語 その①

箒場の店の裏山、雛岳
若い頃、春先スキースクールの仕事が全て終わって
店に居るようになると、毎日のように滑りに出掛けていました
当時はスキーシールなどは無く
スキーをザックに取り付けてツボ足(スキー靴で登る事)です
その日行ける所まで登って、店に戻って来るのでした
そんな当時の話を聞いたItouくんの「是非、一緒に行きたい!」との
リクエストに応え、今日、出掛けてきました
滑る斜面をチェックして、いざ出発です
今日の登りはメローなルート
途中、大きなブナの木に足を停め
雄大な風景を見渡すことができるポイントまで来て
その景色に興奮しながら登るItouくん
赤倉岳に目を凝らすKurauti,Shibaちゃん,Itouくん
今日一緒に出掛けた3人です
目的のひとつが、赤倉岳を滑る隊長始め
ガイドクラブ本隊の滑走風景を撮ることでした
小さな、小さな人影をみんなで見つめていました
高田大岳の斜面の向こうに
南八甲田赤倉岳、乗鞍岳、猿倉岳が見えてきました
僕がこの登りのルートが好きなのは
北八甲田から南八甲田へと
両方の景色を見ることができるからです
たたずむウサギ
僕らの歩く音や小さな声も気にならないのか
動く気配すらありません
きっとまだ白毛だから
「アイツらは僕に気がついていないはず」なんて思って
ひとり静かにポーズを決めているのでしょう
 
この後の“雛岳物語”は明日またお送りします
 
 

 

 



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