2014年3月31日月曜日

真っ白になった山

昨日の山は日中雨が降っていました
その後、夕方からは冷え込んで雪になったようです
再び真っ白になった山に出掛けてきました
ガスに覆われた山を登って行きます
自ら申し出て登りの先頭を行く新人ガイドのKoshido
「跡ついでねとこ歩くの、気持ちいいべ?」と聞くと
「ドキドキします」と返ってきました
林の中はいい雪です
木々の枝に着いた雪を
みんな「きれいだね」と見つめていました
新しく降った雪を片付けに、夕方、箒場へ
強まる風が木々を揺らす音を聞きながら
一人、暗くなりかかるまで箒場に居ました
少しずつ準備していかないとね





2014年3月30日日曜日

箒場からのお知らせ

4月1日からは八甲田の周回道路も開通し
いよいよ本格的な春の観光シーズンに入ります
冬季間、お休みを頂いていた当レストハウス箒場も
開店準備をすすめ、次週末にあたる4/5(土)から
今年の営業を開始させていただきます
今しばらく僕は、ガイドの仕事が続きますが
家族一同、みなさんのご来店をお待ちしております
春スキー、雪の回廊を見ながらのドライブ
そしてブナなどの木々の新緑など
心地いい季節へと八甲田は向かって行きます
みなさん、どうぞ足をお運び下さい

2014年3月29日土曜日

仕切り直し

南西の風が強く、始発からロープウェーは運休していました
せっかく天気もいいのでみんなで山に出掛け
40分程登ったところで見えたのは山頂に向かうゴンドラ
「ロープウェーが運行再開したみたいなので
下山の準備して山麓駅に向かってください」
一目散に滑り降り、ゴンドラに乗車したのです
お昼近くからの山行になりました
先程まで風が強かったのが嘘のような穏やかさです
一列になって尾根を登るスノーボード隊
風が創りだす斜面の風紋がきれいです
大きな斜面を滑って
あの山裾までみんなで滑って行ったのです
春になればよく出掛けるこのルートも
昼から出発したことで
陽の傾きや影のでき方など
少し違った風景を見ることができました
静かな山が印象的でした
 

 

2014年3月28日金曜日

春を迎えた八甲田

八甲田を周回する道路の開通は来週の4月1日(火)です
昨日、その最後の除雪区間であった笠松峠が開通し
来る3月30,31日には「八甲田ウォーク」も開催されるそうです
そんな八甲田の春の様子を取材するテレビ局のカメラマンと
今日は山に出掛けてきました
今日も晴天の下、みんなが山に向かいます
先回りしてみんなを撮影する
NHK青森のカメラマンHaramakiくん
雄大な景色に感動していました
 今日も多くの参加者で賑わっていました
ツアー同行はここまでで
僕とカメラマンの彼は別ルートで下山です
スキーはお世辞にもうまいと言えない彼ですが
必死に僕の後ろをついてきます
「もうすぐ終点だよ」と教えカメラを向けると
この笑顔です
今日の様子は
笠松峠の開通式や八甲田ウォークなどと共に
4月2日(水)NHKの《あっぷるワイド》で放送予定だそうです
春を迎えた八甲田をご覧下さい

2014年3月27日木曜日

青空に笑顔

春らしい穏やかな天気の一日でした
青空の下、ゆっくり登って、大斜面を一気に滑る
山の中に、みんなの笑顔が広がります
青森ねぶたの面を思わせる樹氷
陽射しを受け光る大岳の斜面
渋いおじさん3人組
Oumiさん、Oyakata、Degawaさん
「3日間、登って滑ってヘロヘロだよ」と言いながら
素敵な笑顔です
ホテル城ヶ倉のTerashimaさん
僕らが滑った大岳も、Teraさんが滑った赤倉岳も
いいコンディションでした
つい先日まで続いた強風は落ち着いて
この時期本来の暖かさがやってきました
日焼けした真っ赤な顔で
多くの人が今日、八甲田をあとにして行きました
 





2014年3月26日水曜日

大滑降

ここしばらく続いた風はようやく落ち着いたようです
朝から穏やかな絶好のツアー日和となりました
目的の斜面へと向け山を登り、大滑降です
Kasai
Cyuhei
隊長
壮大な景色を眺めながらのお昼休憩です
東北地方での営業かたがた八甲田に立ち寄った
Full MarksのUrusiyama
「山に居る」ということが嬉しそうです
青空の下、大斜面を滑降してきたみんなは
何度も斜面を振り返っては
その景色を写真におさめていました
朝晩の冷え込みを繰り返すうちに
春らしい、いいザラメ雪へと変化していくことでしょう
 

2014年3月25日火曜日

Backcountry

今日も朝から南西の風が強く、ロープウェーは運休でした
それでも、青空が広がる陽気にジッとしていられず
みんなで山に出掛けることにしました
向かった先は
僕のBackcountryともいえる雛岳
木々を揺らす強風の音を聞きながら
ブナの林をゆっくり登っていきます
「もうちょっとだよ~ ここまで頑張って!」
風の当たりが強くなってきた尾根を登るみんな
雛岳から見るグダリ沼の流れ
一年中、涸れることなく水が湧きだしています
夏に利用されている雛岳登山道からは
この景色を見ることはできないので
新鮮な感覚でした
ブナの木に積もった雪が融けて氷に
 
若い頃、毎日のように登って滑った雛岳
相変わらずのキツい登りだったけど
みんなと行くことができて嬉しかったです
この春には、また出掛けたいね
 

2014年3月24日月曜日

たなびく雪煙

風が強い日が続く八甲田
今日も青空が広がったものの
登りながら標高を上げるにつれ強まる猛烈な風に
参加したみんなは必死に身体を支え、前の人についていきます
樹氷群の向こうに櫛ヶ峰
凄い風にそこら中の雪が巻き上げられています
雪煙たなびく高田大岳
物凄い迫力でした
終点に近い場所から見る雛岳をみんなで撮影
雛岳の山頂付近からも雪煙が上がっています
山のコンディションが厳しければ厳しい程
標高を下げてからのブナ林は、みんなをホッとさせてくれます
猛烈な風の中、みんなよく頑張ってくれました
 


 

2014年3月22日土曜日

風の中を

「三連休を八甲田で過ごそう」という人たちで
今日の山は大賑わいでした
八甲田ロープウェーは着発運転で多くの人を運び
山頂駅からは、待ちわびた人たちが次々と滑り出していきます
午前を中心に広がった青空
この連休中担当しているSatouさんグループ
滑り出しからのいい雪に笑顔の4人です
遠く見えるむつ湾にみんな感激していました
雪こそ止んだものの風は次第に強まり
午後のツアーに出発する頃には強烈な風になりました
それでも、標高を落としブナ林に入った時の静寂さに
みんな一様に驚いた様子でした
風の中、みんなでいい雪を楽しんだのでした

 

 



2014年3月21日金曜日

彼岸じゃらく

春彼岸の頃吹き荒れる風雪の事を
青森の南部地方では“彼岸じゃらく”と言ったりするそうです
昨日夕方から荒れ始めた天気は、今日の朝まで続き
今朝の山は大変なことになっていました
大量の降雪に道路の除雪もままならず
道路管理している除雪隊も、フル出動で頑張っていました
八甲田ロープウェーも
強風で運ばれた雪の片付けで
山頂、山麓駅共に準備におおわらわでした
昨夜は山頂駅で40m/s近くの風が吹いたそうです
林の中のいい雪を滑るSatouさん
風が落ち着いてきた昼前からロープウェーが運行再開し
待ちわびた多くの人たちが山へと向かって行きました
三連休初日で彼岸の中日の今日
真冬に戻ったかのような八甲田でした

2014年3月20日木曜日

お散歩

朝、ルートの終点へと滑り降りるみんなを迎えに行く
運転手を引き受け、山に出掛けるみんなを見送りました
終点に到着する時間を逆算、そこから散歩に出掛けました
誰もいない静かな森を一人で歩く
森で休憩するVector glide Cordova
腰を下ろしてコーヒー飲んでひと休み
「お~、だいぶ登ったべな」
みんなを迎えるように登って
一緒に滑り降りてきたのでした
落ちずに残っていたホオノキの実
 
所要2時間、直線距離にして4㎞、標高差約600m
急ぐでもなく、歩きたいところを歩いてきました
たまにはこんなお散歩もいいね