2019年7月14日日曜日

夏の森歩き

夏を迎え、雛岳の山裾の森は薄暗く
連日のように降る霧雨でしっとりしています
風は再びヤマセでしたが
少しだけ青空がのぞいた朝
お目当てのブナの木まで散歩です
幹の上部で折れ、立ち枯れとなったブナのもとへ
ぽっかりと見える青空が
この木が大きかったことを物語っています
崩れ落ちた太い枝が地面に横たわり
その枝の一部には
この時季によく見られるウスヒラタケが
たくさん生えていました
戻りには樹皮だけで立つブナに立ち寄って
木陰にひっそりと咲くウメガサソウ

写真を撮っている間に眉間を蚊に刺され
ぷっくりと腫らして店へと戻りました
夏の森歩き
鬱蒼とした森ではもうじき
コエゾゼミなどの夏蝉が鳴き出すはずです

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