箒場の森に立つ枯れたブナの幹
毎年秋に開催している
“田代の森の写真展 箒場便り”の会場の真ん中で
来場するお客さんたちを迎えるあの木です
長い年月を経て、鳥たちが虫をついばんだり
雨風や雪などで自然に朽ち落ちたりして
ずいぶんとやせ細ってきていました
今朝、雨の中、合羽を着て傘を差しながら
裏の方に散歩に出掛けると
いつもと少しばかり違った森になっていることに
すぐに気付きました
今週月曜日にはまだやせた幹が
樹上に残っていたのですが
数日続いた強風と
昨日今日の大雨が重なったからか
幹の先が欠け落ちていました
この春先から幹に裂け目ができていて
このようになることは想像できていました
2010年7月に撮った写真
2010年と言えば僕がこのブログを開始した年です
ずいぶんと長いことこの木に世話になっているので
少しばかり寂しい気もしますが
森の中では当たり前の出来事です
新しい日常と年月が始まって行くのです
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