2021年8月30日月曜日

箒場応援隊

酸ヶ湯から小岳を経由して箒場に下山する山行を
去年に続いて計画した二人
早朝に酸ヶ湯を出発した彼らは
予定通り、お昼前に箒場に到着しました
元祖床屋登山部のShibaちゃんとOgataくん
下山中にメニューを決めたそうで
今日は二人共冷たいラーメンと半カレーのセットを注文
開業50年の記念に
去年、当店が販売した手拭いを広げ
その後に来店したRED(右端)も加わっての
箒場応援隊
青森市内で勤務するREDも生まれは野辺地町
そう、三人共に野辺地の人たちということです
いつもSNS等で
うちの店をPRしてくれているこの三人
ありがとね
この時季本来の涼しさとなり
ずいぶんと過ごしやすくなってきました
山登りにはいい季節になってきたね
 
うちのカナヘビちゃん
 

 

2021年8月27日金曜日

葛西龍文,真理のキミ2021

冬は僕と同じく
八甲田山ガイドクラブでスキーガイドをし
夏は黒石市の沖揚平でレタスをメインとした
高冷地野菜を作る葛西龍文氏
ここ数年はおいしいトウモロコシが評判となっています
その葛西さんと奥さんの真理ちゃんが
精魂込めて育てたトウモロコシ(=キミ)が出来上がり
今日、箒場まで持って来てくれました
ゆであがったキミ
一粒一粒がツヤツヤで
自然光を浴びて輝いています
早速
葛西さんちのキミが大好きなうちのカミさん
この日を楽しみに待っていました
「いただきます!」と手を合わせてから
おいしそうに食べていました
僕もいただきました
今年のキミも抜群に美味かった
夏前の少雨や先日の台風での強風と
様々な困難を乗り越えて実ったキミ
葛西さんと真理ちゃんの頑張りが
このおいしさを創り出すのでしょう
このキミは八甲田山荘のHPからご注文が可能です
みなさん是非ご賞味ください

 






 

2021年8月26日木曜日

バイカモの花

夏から秋にかけて
グダリ沼の水面に顔を出し咲くバイカモの花
この夏に何度か訪れても
バイカモの花を見つけることはできませんでした
今日もバイカモの花を探しにグダリ沼へ
誰もいない静かなグダリ沼
水辺を歩いて
ようやく一輪のバイカモの花を発見
流れの水面で揺らいでいました
その後も探すもあとは見つからず
湧き水の量が多いこの夏のグダリ沼
湧き出しの上流部では
勢いよく水が流れ出ていました
アオモリアザミの花が咲く
 
例年、花の数が増えて来るのは秋口から
バイカモの花がたくさん見られるといいですね





 

 

2021年8月24日火曜日

二週続きの山頂

今朝は高原から山がすっきりと見えていました
「午前中は天気もちそうだな。行ぐが!」そう思い
素早く準備して、雛岳登山に出掛けました
二週続きの山頂目指して出発です
登山道標識⑧から見た山裾の森
いつ見ても素晴らしい森です
目の前をバサッと横切り
近くの木の枝に止まったツグミ
しばらくこっちの様子を窺って
また飛んで行きました
そして、雛岳山頂に到着
先週見ることができなかった景色を楽しむ
赤倉岳の斜面
雪がある時季には
この斜面を上から下まで滑って降ります
高田大岳を見上げる
今日は登山者いるのかな?
黄色い花のアキノキリンソウが
雛岳山頂に彩を添える
店に戻って雛岳を見上げると
山頂付近は雲に覆われていました
ちょうどいいタイミングでの雛岳登山でした
今日もいい山歩きができました





 


 
 
 

2021年8月23日月曜日

処 暑

今日は二十四節気の処暑
暑さが和らぎ
秋の気配が感じられる頃とされています
先日までのヤマセはひと段落し
山の天候は回復傾向にありますが
8月上旬のような暑さとはなっていません
高原のススキ越しに見る雛岳
そよ風に揺れる
真っ赤に葉が色付いたコマユミ
ずいぶんと早く紅葉したもんだ
カンボクの実も真っ赤に
背の高いススキの中で健気に咲くネジバナ
黄葉したイタヤカエデの葉

8/9頃から10日間程続いたヤマセ
冷たい東寄りの風と霧雨は
木や草花、虫や他の生物にも
大きな影響を及ぼしたようです
暦通り、少しばかり秋らしい山になってきました






 

2021年8月20日金曜日

青い森へ

先日、青森市役所の知った職員から
「関東から青森へ移住を考えているご夫婦が
八甲田の森を歩いてみたいと言っているのですが
案内してもらえないか」との依頼がありました
今日、その方たちと雛岳の裾の森を歩いてきました
まずはいつものブナの木へ
若木の中に立つ巨木に感心していました
森の中をフラフラと歩き
きのこを観察
写真はヒメベニテングタケ
そして、樹皮だけで立つブナのもとへ
その生命力に驚いていました
箒場の辺りにも夏の陽射しが降り注ぎ
森の中では蝉の鳴き声が賑やかでした
 
昨日は海でSUPを楽しみ
今日は八甲田で森歩き
ご夫婦は森を歩きながら
たくさんの風景をカメラに収めていたようです
海にも山にもすぐに行ける青森は
自然の中で遊ぶのが好きな人には最高の場所です
みなさんも青い森への移住
真剣に考えてみたらいかが?










 

2021年8月18日水曜日

夏の終わりの田代平湿原

昨夜来の雨はまだ降っていたものの
風向きが東から南寄りとなったせいか
昨日までと違って暖かい朝になりました
どうやら10日程続いたヤマセがひと段落したようです
雨の中、合羽を着て田代平湿原へ
昨日までの寒さはどこへやら、蒸し暑い
雨続きで池塘は水がたっぷり
スイレンの葉が色付いてきたような
サワギキョウの花が咲く
真っ白な花びらがきれいなウメバチソウも咲く
ここのところの寒さで
いろんなものが秋に向かっていることを
夏の終わりの田代平湿原で感じてきました






 
 

2021年8月17日火曜日

雲の向こうに

今日も朝から白いガスに覆われていました
それでも昨日よりわずかに気温が高く
空も明るくなりかかっている様子
「ひょっとしたら雛岳の山頂から
雲海がみられるかも」そう思い
ササッと支度をして、雛岳登山に出掛けて来ました
いつもの休憩ポイントに到着
標高を上げると、一旦ガスの上に出ました
赤倉岳の山裾にはヤマセのガスが
登山道に咲いていたソバナの花
淡い藍色の花びらがきれい
そして雛岳山頂到着です
到着のタイミングでガスがいっとき流れ
雲の向こうにいつも見る山並みが
一瞬ぼんやりと見えました
山頂で咲いていたアキノキリンソウ
風が強く寒い山頂で
再び雲が切れないかと待ちましたが
この後、辺りは真っ白なガスに覆われて
あの景色を見ることはできませんでした
まぁ、またすぐ来るさ、と
山頂をあとにしたのでした
途中、薄日が射し込むと
最後の力を振り絞るような
か細いコエゾゼミの鳴き声が聞こえていました
ちなみに今日の雛岳の登山者は僕ひとり
誰とも会うことのない登山でした
 

 


 

2021年8月16日月曜日

寒い日々

お盆の間、ヤマセが続く田代平
あえて言わせてもらえば
「涼しい」ではなく
「寒い」と言ったほうがいいでしょう
連日、ガスと霧雨が高原を覆っています
森の中まで霧が入り込む
もう少し森の奥まで進むと
空が少し明るくなったような
ここは風も無く静かでした
連日の雨でしっとりした森
当然のように
林床にはたくさんのきのこが
寒いと言ったって我慢すればいいだけのこと
各地で被害をもたらしている
大雨の様子をテレビなどで見るにつけ
そう思って毎日過ごしています
早く普通の夏に戻って
みんなでいい秋を迎えたいものですね