亡き父が使ったものです
ほこりをかぶったCANON EX
重量感があって、シャッター音が気持ちいいです
どれほどの価値と機能を持っているのかは
僕には分からないままに
20代の頃は結構使っていました
しかし、僕には
父がこのカメラを構えていたという記憶がないのです
それでも父が撮った写真は遺っています
40年程前の春、父が乗っていたプリンスのバンと僕です
父と二人で店の雪切りに向かう途中でしょう
ちなみにこのプリンスバンの色はピンクでした
ロータリー車の後方に立つ
背景右の山は前嶽です
雪の上に座る父
間違いなくこの一枚の写真は僕が撮ったはずです
好天の中、笑顔です
遺してくれたカメラと写真は大事にしなくちゃ
雨の中、きのこ探しに出掛けるIshizawa家
「雨だし、きのこもないよ」と言う
大人たちの説得に納得しない子供たちは
なんとか両親を連れだし
4人で合羽を着て、森に向かったのでした
雨なんかお構いなしの二人の娘ちゃんたちです