箒場の辺りはどんよりとした雲に覆われていました
薄暗い森へと足を踏み入れてみました
数年前、風で幹の上部を失った
ブナの木のもとへ
一冬越す毎に残っていた枝まで失った木
抜けて見える空の大きさが
かつてのこのブナの枝の広がりを感じさせます
枯れた幹に生えていたウスヒラタケ
落ち葉を突いて伸びるギンリョウソウ
鳥たちの鳴き声だけが響く森
今日は一年のうち最も昼の時間が長いと言われる夏至
薄暗い森ではありましたが
その空気は夏の匂いがしていました
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