2019年4月19日金曜日

雨上がりの山へ

明け方、青森市内は雨が降っていました
「山も雨だべが」そう思っていました
ツアーに出掛ける頃には雨は上がっていましたが
山全体がどっぷりとガスに覆われて真っ白です
少しだけ遅い出発で雨上がりの山へ
「登ってるうちに天気良ぐなるね」そう言ったものの
なかなかガスは飛ばず
強い冷え込みに木々には霧氷が
登り終え、滑り出してまもなく
ようやくガスの下に出ました
良く滑る雪の斜面を行くCaptain Nagataさん
「寒かったけど今日が一番雪ええわ」と笑顔
陽も射して、みんなの気持ちも弾む
終点の箒場へ向けて
ここ数日、この時季としては山も暑く
汗をかきながらの山歩きだったのですが
一転して今日は寒い一日でした
その寒さが雪のコンディションを
グッと良くしてくれたようです
夕方、山はまた冷え込んでいました
明日の山も期待がもてそうです

2019年4月16日火曜日

今年も一緒に

抜けるような青空が広がった朝でした
しかし、木々を揺らすような強風が吹き
ロープウェーは運休に
「それじゃぁ」と、なじみのお客さんと
山の麓から山を目指して登って行きます
安比自然学校々長斎藤文明さんとSetsukoさん
今年も二人で八甲田に来てくれました
僕と三人での山歩きです
目指すはあの山の向こう
昨日の雨からの冷え込みで
木々の枝先にはきれいな氷が付いて
強風の中、大岳の山裾まで登りいよいよ滑り出します
太陽が照り付ける斜面を滑る文明さん
そして、何年も続くこのツアー恒例の箒場へ
「初めて八甲田で一緒に滑ったのは
平成13年だったのよね」
懐かしそうに、そうSetsukoさんが言っていました
毎年八甲田に来て僕と滑ってくれる二人
今年も一緒に
山に出掛けることができました
 

2019年4月15日月曜日

FULLMARKSの愉快な仲間たち

冬山シーンで活躍する北欧のブランド
NORRONA,HOUDINI,POC,HESTRAなどを輸入販売
さらには、自社ブランドのPLUS ONE WORKSなど
多くの商品を国内で展開しているFULLMARKS
八甲田山ガイドクラブもたくさんのサポートを受けています
その営業部を始めとする社員や直営店が募集した参加者
そして、全国の雪山で活動している
サポートライダーがここ八甲田に一堂に集まり
FULLMARKS八甲田ツアーが開催されました
連なる人、人
週末は好天に恵まれ、参加者は大喜びです
絶景にみんなは感動した様子
話し込みながら登るは
FULLMARKS代表のWAKAとカメラマン菅沼浩氏
Permanent UnionとPLUS ONE WORKSの
営業担当Senzaki Hutoshi
大勢が訪れた箒場の店ではアルバイトよろしく
注文取りと会計をテキパキやってくれていました
この大斜面をみんなで楽しみ
終点の箒場で滑って来た赤倉岳を眺める
そのみんなで賑わううちの店
残念ながら最終日の今日は
強風と雨でツアーは中止になってしまいましたが
二日間、八甲田を堪能したみんなの顔は
日焼けして真っ黒になっていました
「また来年、ここで会いましょう」
そう言って、八甲田をあとにして行きました
山が大好きなみんなと僕も目一杯滑りました









2019年4月12日金曜日

和気あいあいと

朝からきれいな青空が広がった今日
混雑が予想される週末を前に
人影もまばらな山をみんなで楽しんできました
あの山を目指して出発
今日はガイドクラブもコンパクトなツアー
春らしい、気持ちのいい山登り
FULLMARKS白馬店店長のEguti
明日からのFULLMARKS八甲田ツアーに先立って
家族で八甲田へ
今日はツアーに参加して
持ち前のくだらない話でみんなを盛り上げていました
弘前からのOnoさん
「来ていがったぁ!やっぱ山いいね」と
平日の八甲田を楽しんでいたようです
力強いテレマークターンで行くOnoさん
小岳の裾を滑るCyuuhei
みんなでブナの森を行く
笑い声が絶えない
和気あいあいとした山歩きができました
 
箒場からの帰り道、山の稜線に沈む夕陽
明日も良さそうだね
 
 
 
 

 



2019年4月11日木曜日

特別な時間

冬の間、日本各地の山へと出掛け
多くの有名なスキーヤーやスノーボーダーの
ライディングを撮影しているカメラマン菅沼浩氏が
今年も八甲田にやって来ました
雄大な風景をバックに笑顔の菅沼さん
昨年発行された写真集≪SHAPE OF SNOW≫や
毎年刊行している≪Backcountry Calendar≫始め
スキー専門誌では必ず作品を見ることができる
日本を代表するスキーカメラマンです
「いやぁ、光がいいね」と、ご満悦です
きれいな青空に心が弾む
昨日は赤倉岳に出掛け
箒場までの斜面を使って撮影を
今日はあいにく雲が取れず
光待ちの菅沼さん
二人で待機すること一時間
結局、ひと斜面だけの滑走で終了となりました
稜線に沈む夕陽

菅沼さんに撮影してもらうことは
スキーヤーであれば誰しもが憧れること
厳しさと優しさを併せ持つカメラマン菅沼氏
今年も一緒に山に出掛け
僕にとって特別な時間を過ごすことができました
 


2019年4月9日火曜日

山の向こうは晴れ

明け方、青森市内は雨が降っていましたが
山へと向かう道すがらはやはり雪
「まったく、よく降るなぁ」 そう思っていました
雨や雪を降らせた雲はなかなか抜け切れず
今日の山は真っ白なガスに覆われていました
ガスの中から登り来るスノーボード隊
風も強く、肌寒い一日でした
大岳ヒュッテ通過
この後、斜面の上へと移動し
滑り出してからしばらくはガスでしたが
ガスの下まで滑り降りて来ると晴れ間が
雲間から陽射しが斜面を照らしていました
一同、大喜びです
「それっと!」と、滑り出すTake
斜面に弧を刻むMakino
テレマークで斜面を行く山荘勤務のMisuzu
「いい雪ですね」と、笑顔でした
爆風で雪煙舞う高田大岳

ツアー開始時には見られなかった笑顔が
山の向こうの晴れに
出会ったみんなにあふれていました
毎日違った顔を見せる山は楽しいものです




 

2019年4月8日月曜日

青空と雲と山並みと

昨日降っていた雪は止んで
今日は青空ものぞく穏やかな朝になりました
降り積もった雪で再び白くなった山へ出掛けてきました
暖かな陽射しを受けながら田茂萢湿原を行く
大岳を滑ってから仙人岱ヒュッテへと移動
仙人岱でのお昼ご飯のあとは
大岳を背にして硫黄岳を登る
青空と雲と山並みと
硫黄岳山頂から見えた南八甲田の眺めです
硫黄岳を楽しむスノーボード隊
陽が陰ると途端に寒さを感じるのですが
陽射しの強さはようやく春らしくなってきました
もうじきポカポカ陽気の中での
山歩きができるようになるはずです