2013年3月19日火曜日

一日の終わりに

春特有の濃いガスに覆われた山でした
午前は、標高を下げて終点まで降りてもガスの中でした
ツアーに出掛けたみんなを迎えに行く
役目を担った午前は、一人でフリーランです
このブナの木に
しばらくの間見入っていました
いつも僕らを笑顔で迎えてくれる
八甲田ロープウェー山頂駅スタッフ
ロープウェーの安全運転を担っています
山からの帰宅時に見ることができたきれいな夕陽
スクールのHiraiとMasatoは
小高い雪山に登って日没を眺めていました
山で仕事をしているみんなが
一日の終わりにホッとするひと時です
 

 

2013年3月18日月曜日

のんびりと

心配された雨も午前中はなんとかもちました
前から予約を受けていたプライベートツアーに出発です
スノーボードで山に出掛けるHayashiさん夫妻
自身はスプリットボードでハイクし
奥さんのスノーボードを背負ってあげています
これを僕らは『Katsubon style』といいます
斜面へのアプローチを終え休憩
二人の掛け合いは楽しいものでした
僕と3人で
ゆっくりゆっくり、滑り降りたのでした
 
このさなか、強風でロープウェーは運休になっていました
午後からは箒場へ雪切りに向かいました
雨脚も強まり
裏の林はしっとりした感じです
南風が吹きだすと
木々の周りの雪が融けだし、根周り穴となっていきます
雨に濡れたブナの木肌の苔
生き生きとした緑色がきれいでした

 





2013年3月17日日曜日

春を想わせる一日

やっと晴れました  それも日曜日です
スキー場の駐車場は朝から満杯
八甲田ロープウェーも一日中大賑わいでした
朝一番のロープウェーで一緒になった
スクールのガイドHiraiとMattu
朝から張り切っていました
澄みきった青空が広がって
ロケーションの素晴らしさに
登りの間もみんなニコニコです
Vector GlideのGENIUSで
カッ飛んでくるSatouさん
赤倉岳のピーク付近では
アイスバーンになった斜面が光っていました
ツアー中、先頭を滑る僕の前を
驚いたウサギが全速力で駆けていきました
コメツガの木の下にあったこの穴で過ごしていたようです
穴の入口にはウサギの冬毛がくっついていました
きっと厳冬期に作ったこの穴ぐらは
もっと入口が小さかったのでしょう
青空といい、ブナ林の暖かさといい
春を想わせる気持ちのいい一日でした

2013年3月16日土曜日

山に行ければ

今日も朝から南西の風が強く吹いていました
最近は、毎日強風が吹いているので
朝、ロープウェーが運行してくれるかドキドキです
風が強く、ガスも濃い
それでも、無事山に行くことができました
こちらの5名のプライベートツアーです
関東から交替で
車で夜通し走って来たのだそうです
なかなかの厳しいコンディションも
山に出掛けることができたことで
みんな苦にならないばかりか
存分に楽しんでくれていたようです
 

2013年3月14日木曜日

真冬に逆戻り

昨日の雨から一転して、今日は風雪厳しく
その上気温も低い一日となりました
最近は南寄りの暖かい風が吹いていたので
寒さが身に沁みました
まさに、真冬に逆戻りといった感がありました
久々のパウダーを堪能できました
斜面に立つブナの木
高く積み上げられた雪山が
もう道路案内板に届きそうです
みんなで記念撮影していました
一日いっぱいいい雪を楽しめました
この冬から八甲田山ガイドクラブで着用している
北欧のノルウェーのブランドNORRONA
素敵なバナーが届きました
隊長もお気に入りのようです

 

2013年3月13日水曜日

絶好の撮影日和

スキー業界ではその名を知らない人がいないという程の
カメラマン菅沼浩さんと、山での時間を過ごす機会がありました
青空が広がる、絶好の撮影日和となりました
 連日の強風で運休続きだったロープウェーも
昨日は久々に朝から運行しました
思い通りの青空に、満面の笑みの菅沼さん
光が射す尾根から勢いよく滑りこんでくる隊長
斜面を何度も登り返しては
菅沼さんのリクエストに応える滑りを目指します
撮影は日没まで及びました
ガイドの仕事とはまた違った『撮影される』仕事でしたが
カメラマン菅沼さんと
楽しい時間を過ごすことができました
 

 

2013年3月11日月曜日

山に行きたいなぁ

昨日の昼過ぎから吹きだした西風は勢いを増し
今日になってもおさまることはありませんでした
「今に風が弱まって、ロープウェーが動くでしょ」と
みんなで待ちましたが
今日も山に行くことはできませんでした
ほんと、風が強い3月です
夕方近くには
風はまだ強いものの、お陽さまがのぞいていました
みんなで山に行きたかったなぁ

自宅前の雪壁に穴を掘って台を作り
ローソクを灯していた近所の人がいました
多くの人が車を止め、じっと見入っていました
鎮魂の灯です