2014年3月9日日曜日

思いがけない青空に

昨日はロープウェーが運休になる程の風雪でした
「明日の山、うだで(津軽弁=大変)べな」と
昨日の夕方、山荘の外の吹雪を見ながらみんなで話していました
ところが、風雪が止んだ今朝の山は穏やかで
出発の頃にはきれいな青空が広がってきたのです
目指す山は前嶽
光が射しこんできれいでした
アプローチした斜面の上から見たいつものブナの木
僕の好きな風景
青空で、しかもいい雪でした
山裾のブナの森
遠くを見ても近くを見ても
前を見ても振り返っても
足元を見ても頭上を仰いでも
吹雪の後の青空が広がった山は、きれいに見えました



2014年3月7日金曜日

photo session day3

Suganumaさんと隊長と共に撮影に入って今日が3日目です
折しも、3月にしては想定外の強烈な寒波に包まれた八甲田
連日の吹雪で、なかなか遠出もかないませんでしたが
スプレーが吹き上がるいい写真が撮れたようです
今日も朝から激しく雪が降っていました
強風で運休していたロープウェーが
昼頃に運行再開したので、いざ山へ!
風雪の中、スタートの合図を待つ隊長
ブナ林の標高まで高度を落としても強い風雪で
撮影にかなう天候とはなりませんでした
カメラマンの巨匠Suganumaさん(右)と
同行したYDWのYokoyama
なんか体型が似てる二人です
一瞬だけ見えた景色(昨日)
昨日、ほんの数秒だけ陽が射した間に
滑った隊長を捉えたSuganumaさんの写真は
それはそれはきれいな写真でした
プロのカメラマンに
いろんな事を教わった濃密な3日間でした
 

 


 
 

2014年3月5日水曜日

霧の中で

今日はガイドクラブ本隊と離れ、隊長と行動を共にしていました
Suganuma Hiroshi氏
スキー界でその名を知らない人はいない程のカメラマンです
一年振りに八甲田にやってきました
Suganumaさんと一緒に山に出掛けたのです
青森市街を背に、前嶽ピークに立つ隊長
この時点では視界が良かったのですが・・・
斜面の選定も終わり、「さぁ!撮影だ」という段になって
斜面は深い霧に包まれました
待つこと1時間以上
とうとう霧は抜けず、撮影は諦め撤退となりました
「こんな事もありますよねぇ~」と
みんなで斜面を下ってきたのでした
いつも笑顔だけれど厳しさを併せ持つ
Suganumaさんとの山は
僕にとって刺激にもなる、楽しいものです


 

2014年3月4日火曜日

山を眺めながら

昨日の猛吹雪はどこへやら
今日は朝から穏やかな一日となりました
山頂駅で山へと出掛けるみんなを見送り
ツアーの終点へとお迎え役です
青空になってきた
山荘へと戻る途中の林で
車を停め、山々が見渡せる雪原から眺める
「お~っ!みんなの滑った斜面だ」
ガイドのKasaiを先頭にみんなが降りてきました
終点に到着したみんなは笑顔で
「いやぁ~、いい雪でしたよぉ~」と僕に教えてくれていました
いい一日だったね

2014年3月3日月曜日

久々の雪に

「やっぱり降ってねぇべな」
朝、目が覚めて自宅の窓から外を見て、そう思っていました
山荘までの道すがらでは朝陽が顔をのぞかせていた程です
ところが、山荘に到着するあたりから降り出した雪は
ツアーに出掛ける頃には勢いを増し
久々に真冬の八甲田の様相と化しました
雪が溜まる東向きの斜面へと向けアプローチ
思った通り
斜面にはいい雪が入っていました
大斜面下で休憩中のみんな
斜面から吹き下ろす風に
せっかく降った雪が飛ばされていきます
寒暖を繰り返すうちにアオモリトドマツにできたツララ
 
ここ数日の春の陽射しを浴びていた身体には
こたえる厳しい寒さの一日でした
それでもPowderを滑ることができるのもあとわずか
久々に堪能できました


 

2014年3月2日日曜日

また一歩春へ

少しずつですが、春へと季節が進んでいる感があります
3月に入って日も長くなり
八甲田ロープウェーのスキー、スノーボード客の
登り最終便も16時になりました
ガイドクラブはと言えば
今日も連日の山越え、箒場ルートです
スキー隊、スノーボード隊一列になって
山を登って行きます
景色の良さにみんなニコニコ
気持ちいい陽射しを浴びながら
大きな斜面を眺め大休憩
ブナの実を包むイガがまだ枝に残っています
光る雪面にアオモリトドマツの影
まだ風は冷たく
本格的な春には程遠いのですが
毎日山に居る僕らには
一歩一歩春へと近づいているのは五感で感じ取ることができます

 

2014年3月1日土曜日

山を眺めながら

ここ数日降雪がなく、天気も安定しているので
ガイドクラブでは山を越えたツアーに出掛けています
歩きながら滑りながら見る景色は
真冬のそれとは少しだけ違って開放的で、雄大です
大岳
小岳
高田大岳
雛岳
登りも滑りも頑張った小学5年生のSyunsukeくん
 
滑っては斜面を眺め
立ち止まっては近くの山を眺める
少しだけ足を延ばすツアーが
これからの時期の楽しみになるはずです

Mittyanと僕のかみさん
二人は高校時代の同級生です
神奈川に暮らす彼女は20年ぶりの青森だそうです
昨日は僕も休みをもらって八甲田でスキーを楽しみました
短い青森滞在だったけれど
いろんなことが楽しい様子でした