2025年5月29日木曜日

足元の花たち

昨日今日と、ようやくこの時季らしい
暖かで爽やかな天気になりました
その前までの冷え込みで遅れていた
山の花たちもポツリポツリと咲き始めてきました
新緑の森
林床のブナの稚樹も新緑に
その森で咲くノウゴウイチゴ
日当たりのいいところでにはイワナシが咲く
フデリンドウ
小さくて見逃してしまいそうなツボスミレ
ちらほらと登山者が見られるようになった雛岳
山全体が新緑の色
 
小さな小さな花ばかりですが
この陽気を待っていたかのように
足元に咲いています





 



 

 
 

2025年5月27日火曜日

田代平のムラサキヤシオ

先日グダリ沼のムラサキヤシオを愛で
お目当ての場所に咲くムラサキヤシオを
心待ちにしていた僕
ここ数日寒い日が続いていたのですが
ようやく咲き始めたので、今日、出掛けてきました
林床にまだ雪が残る新緑の森で
ムラサキヤシオが咲き出した
ん~、きれいだ!
木漏れ日を浴びて
花も蕾も鮮やかな色合いです
新緑の森に映える

どこで見てもムラサキヤシオはきれいなのですが
田代平のムラサキヤシオは格別です
僕はそう思っています












2025年5月24日土曜日

早春のグダリ沼

先日、グダリ沼に散策に出掛け戻ったカミさんが
「グダリでヤシオいっぱい咲いてるから見て来て」
そう教えてくれました
「そりゃ行がねば」と、昨日、出掛けてきました
早春のグダリ沼
静かな流れにウグイスの鳴き声が響く
対岸の林の中に
ムラサキヤシオが
たくさん咲いていました
以前からここに咲くのは知っていましたが
この春の花の数は今まで見た事がないほど
いいですねぇ
源流部の苔は青々と
流れの中で揺らぐ水草のバイカモ
グダリ沼へと向かう道すがらにミネザクラ
 
新緑に包まれたグダリ沼も
日増しに緑が濃くなって
じきに初夏へと向かって行きます
 













 

2025年5月23日金曜日

田代平湿原開放

遊歩道の雪解けが進み
湿原までの途中にある橋が架けられたので
今日、田代平湿原が開放されました
湿原の池塘越しに山並みを見る
湿原開放のこの時季ならではの
残雪と新緑の風景です
久しぶりに歩く木道
雛岳の雪、消えたなぁ
今はショウジョウバカマや
チングルマが咲いています
もうじきヒメシャクナゲやワタスゲが見頃となり
多くの人が訪れるであろう田代平湿原
山や花を見ながら散策するのはとても気持ちいいです
僕も何度も行くつもりです







 
 
 

2025年5月22日木曜日

新緑の森に雨

昨日今日と山は雨が降っていました
気温も低く、先週の暖かさとは大違い
日中でもストーブを焚いていたくらいです
雨の森を少しだけ散歩を
新緑の箒場の森に雨
冷たい雨が降る
水たまりに映る新緑の森
林床に雪が残る森もひと歩き
靄が立ち込める森がきれい
 
気温が低いからか
若葉の色が濃くなるスピードが落ち
いまだ萌黄色の森が楽しめます








 

2025年5月20日火曜日

花に彩られ

ブナやミズナラの芽吹きが進み 
空を葉で塞がれた森は少しずつ暗さを増してきました
それにつれ高原や林床では
いろんな花が見られるようになってきました
残雪の山並みとミネザクラ
雛岳の裾はきれいな新緑色です
高原のミネザクラは今が見頃
森の林床ではブナの実生が葉を出し始める
木陰で咲くシラネアオイ
陽射しを浴びるオオバキスミレ
サンカヨウも咲き出した
店裏の森でエゾハルゼミの抜け殻を発見
もうじき鳴き出すかな

冬の大雪と春の低温で遅れていた山の営みが
先週の暖かさで一気に進んだようです
どこを見てもきれいです











2025年5月19日月曜日

早朝の赤沼

すっきりしない天気だった週末が過ぎ
今日は朝からの晴れ予報
「このタイミングで行かねば」 と
早起きしてカミさんと赤沼まで行ってきました
まだ車通りもない早朝に仙人橋を出発
赤沼までの登山道周辺の木々もすっかり芽吹いて
そして赤沼到着
風も無く穏やかな今日の赤沼
水面に映る新緑の森がきれい
荒々しい赤倉岳の山肌と柔らかな色合いの新緑
この景色をカメラに収めるカミさん
「ご飯も食べたし、店さ戻るが」
持って行った弁当を二人で食べて
また残雪の登山道を引き返しました
この春の赤沼もきれいだった!
 









 
 

2025年5月16日金曜日

緑に包まれて

今日は山も暑かった
朝から気温が高く、南寄りの風が吹いていたからか
日中は半袖で過ごせるくらいの暑さでした
午前中、ふらっと森をひと歩き
新緑の森
林床に残雪があるおかげで
ここはヒヤッと涼しい空気でした
若葉が出揃ったブナの森では
林床の雪の上には
去年のブナの実を包んでいた殻と
葉を包んでいた鱗片が敷き詰められています
雛岳登山道沿いのブナ
そう、あのブナの大木です
こちらもすっかり芽吹いていました
森に咲くスミレ
今日の箒場の森
多くの人に愛された
あの立ち枯れのブナはすっかり崩れ
小さな山となって残っています
毎日緑に包まれて幸せです