2016年5月25日水曜日

森の中の小さな生命

夜半の雨は上がったものの
箒場の辺りは強い風が吹いていました
朝、少しだけ湿り気を帯びた森を散策してきました
雛岳登山道の入り口に立つ大きなブナ
葉が出揃った森は薄暗くなりました
この大木の足元には
去年の実から発芽した稚樹たちがたくさん
実を持ち上げるかのように
上へと伸びる力強い稚樹です
林床に可憐に咲くマイズルソウの花
マイズルソウの葉にしっかりと掴まって
風を凌いでいたエゾハルゼミ
風はいまだ収まらないものの
昼前からは陽が射して
エゾハルゼミの大合唱が始まりました

今、森の中では小さな生命がたくさん息づいています

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